効率の良い骨格筋幹細胞の誘導方法を確立しました。

ヘパラン硫酸鎖が付加された次世代型合成細胞外マトリックスを用いて、高効率な骨格筋幹細胞の誘導を実現

更新が遅くなりすみません、ためていた成果を一気にお知らせしたいと思います。

とりあえず、2024年中に報告ができてよかったです(櫻井)。

5月の報告した論文の情報です。阪大の関口先生との共同研究にて、次世代型の合成細胞外マトリックスが、骨格筋幹細胞の分化誘導に非常に効果的であることを発見しました。この成果により、iPS細胞から骨格筋幹細胞への分化誘導を生体由来原材料を用いずに実施可能となり、筋ジストロフィーの再生医療の実現に寄与すると期待されます。

効率の良い分化誘導法により筋疾患の病態解明や創薬研究にも貢献することが期待されます。

詳しくはこちら

https://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/pressrelease/news/240507-150000.html

この研究成果は2024年4月29日にドイツ科学誌「Advanced Science」にオンライン公開されました。